XinU ストーリー
2021年、アーティストネーム”XinU”(シンユウ)として10月20日にデビューしました。このデビュー前に行ったクラウドファンディングに支えられて、やりたいことをひとつひとつ形にしていった半年間になりました。自分の言葉で語る幸せを感じた、新たなスタートでした。
物語は少し遡りますが、歌を歌うために東京に出てきたわたしは、手探りで、そしてたくさんの方に縁を繋いでもらいながら、日々いろいろな場所で、毎日のように歌を歌っていました。歌える場所があることは本当にありがたく、感謝の心で歌っていたけれど、いつしか国内外のカバー曲を歌う中で”誰かの言葉”を歌う毎日に違和感を感じるようになりました。その時から少しずつ、自分の言葉で歌を歌いたいという気持ちが強くなっていきました。
そんな時にTwitterに来たメッセージ。プロデューサーのM-Swift松下さんが、わたしが投稿していたアカペラ動画を見て、メッセージをくれたのでした。当時、お互い祐天寺駅近くに住んでいて、とんとん拍子にスタジオでセッションをすることに。
これが自分の言葉で歌う始まりでした。
この出会いから約1年後、友人の薦めもあって、デビュー前にクラウドファンディングに挑戦。
第1回目のクラウドファンディングでは277人の方に支援していただき、1st EP #01 が完成しました。
そして、デビュー前。夜明け前。これまでの活動と一線を引いて、自分の言葉で歌うプロジェクトとして
新たな名前、
XinU(シンユウ)
としてスタートすることにしました。
-2021年10月-
XinUとしてデビュー曲をリリースしました。奇しくも未来への決意を歌った”ココカラ”。
この歌詞をXinU初のインスタグラムの投稿に。
2021.10.20発売 1st single ココカラ / XinU
https://virginmusic.lnk.to/Kokokara
(こちらから各サブスクへ)
グラフィックチームGUTSONによる初のアートワーク、あまりにも素敵で私だけど私じゃない新しい自分に会えた気がしました。また、これを見ていよいよ始まるんだと決意を新たにしたことを覚えています。
そして初のMVの公開。
初のMusic Video撮影。
日が昇る前、2時起きで3時から撮影開始、そして灼熱の砂丘、最後は美しい夕日で撮影を終えました。
自分の想いとみんなの想いを背負っていくイメージから、旗を持って砂丘を登りました。
炎天下の中、砂にまみれながら頂上まで必死で登ったシーンは忘れられません。
挑戦するときはいつも孤独で痛みを伴う、きっとみんなもそうだろうと想像して、待っていてくれる人の存在に励まされながら書きました。一緒に歩みたいという気持ちをこめて。
たくさんの人に支えられて、充実したデビューを迎えられました。
そして約1ヶ月半後の12月3日に2ndシングル”オモイオモワレ”がリリース
2021.12.3発売 2nd single オモイオモワレ MV
https://virginmusic.lnk.to/omoiomoware
想う人に想ってもらうことって難しい、どうしようもない気持ちを歌にしています。
またコーラスワークをすべて自分でやって、思い入れのある一曲になりました。
MVでは一人6役で、私が培ってきたアカペラのアレンジをビジュアル化した映像に挑戦しました。
(歌詞から生まれたさまざまなシーンたち。どれも愛おしい)
1日では撮影しきれず・・別日にコーラス部分の撮影。
たくさんの協力があって完成に辿り着けました、ありがとう!
このころからラジオでのオンエアが増えていき、年末にはデビュー曲が大型のプレイリストに少しずつ入るように。良い年末を迎えられました。
-2022年-
そして2022年の始まりはXinUとしての初パフォーマンス。コロナ禍ということもありYouTubeにて配信ライブ!
デビュー前からずっと一緒に制作を共にしてくれている庄司陽太さん(Gt)、そして長年支えてくれている信頼の海野あゆみさん(Sax)と。この時点までに作ってきた楽曲たちを披露しました。
自分の言葉だけで歌う初めてのライブは不安もあったけど、だからこそ想いが届いた時の嬉しさはひとしおでした。
さらに1月には3rd Single”ありがとうさようなら”をリリース。
2021.1.19発売 3rd single ありがとうさよなら
https://virginmusic.lnk.to/ArigatouSayonara
今の気持ちを大切にして、過去に捉われず次に向かっていく前向きなメッセージを込めた一曲。
今聴いてみると、この曲を作っていた頃の葛藤や前に進みたい気持ちが鮮明に思い出されて、原点に立ち返ることができます。
初のリリックビデオも。
より歌詞の世界観が伝わるようにと、アーティストのアヤコカトウさんに制作をお願いしました。
そしていよいよ3月、XinUとして初めて作った曲『鼓動』のリリース
2022.3.2発売 4th single 鼓動
https://virginmusic.lnk.to/Kodou
M-Swift松下さんと出会ってから最初に作った曲。
この曲が完成したことから、全てが始まりました。
歌詞からイメージするシーンを、テンポ良く切り替える映像に挑戦。
たくさんロケに行き、早朝から夜中まで・・毎度映像の撮影は大変ですが、やってみたいことに挑戦できたこと、幸せに思います
極寒の中の撮影・・痺れた!
(特設のセットを組んでの撮影。風が気持ちよかった。)
そして、4月には初の"EP #01"をリリース。
上野にある家具工房YUKUIDOに特別ステージを設置して、XinUとして初めて人前で歌いました。
アコースティックのシンプルな編成で1曲ずつ丁寧に歌いました。ずっと見守っていてくれて久々に再会した人、初めて会った人、あのときのステージから見た景色は今でもはっきりと覚えています。
(ステージのない空間に、ゼロからみんなで作り上げました)
(たくさんの協力を得て、ライブが開催できています。いつもありがとう!)
5月には代官山Space Oddでのワンマンライブ!
初のフルバンド編成でのライブ。
素晴らしいミュージシャンたちと、リハーサルで初めて音を合わせた時の感動は忘れられません。
満員になるか、それもわからないままに勢いで進みましたが、満員の大盛況。
この景色は忘れられません。
ライブの最初の曲は”ココカラ”に決めていました。みんなと踏み出した最初の一歩の曲。
(バンド"Emerald"の皆さんも駆けつけてくれました!曲も一緒に作りたい)
(最高のメンバーに支えられて、1st EPリリースライブ、無事終了)
リリースからここまで起きたことは、デビュー前のクラウドファンディングで約束したこと。だけど、ここまでの規模になるとは自分自身、確信できてなかったこと。
応援してくれたみんなと作り上げた忘れられない最初のワンマンライブになりました。
7月には大学時代を過ごした桐生市にて凱旋公演。
大学時代を過ごした思い入れの深い街、桐生で『旅と音楽』をテーマにしたライブを開催。
歴史あるレンガ蔵の中に円形にステージを組んで、バンドもお客さんも一体となった特別な一日になりました。
(このライブも、広い広い空間に、みんなでゼロから会場づくり。円形ステージという初の試みでした。)
これからも良いライブをひとつひとつ積み重ねて、わたしにとってもみんなにとっても素晴らしい時間をたくさん作っていきたい、そんな想いで今日も自分の音楽と向き合っています。
XinU プロフィール
XinU
あなた”U"にクロス”X”する
ミュージックコレクティブ "XinU"。 あなた”U” にクロス”X”するをキーワードに、今Tokyo で鳴っているサウンドと、自然体でありながらも芯をついた日本語詞で”今”を切り取っていく。R&B、ジャズ、ヒップホップ、フォークロアを飲み込む新たなサウンドはNeo Tokyo Cross Over Rock Jazz Damn!! と称して、ボーダレスに音楽の未来を切り開いていく。透明感がありながらもスモーキーなそのボイスに注目が集まっている。現在、2023年新たなEPの発売にむけ制作中。